遠野市の市政課題に関わる諸課題の解決のためきのう(9日)、岩手県知事に対して市と遠野市議会による統一要望が行われました。きのうの知事に対しての要望には、本田市長をはじめ新田市議会議長などが出席しました。きのうは初めに、県の花巻地区合同庁舎で県南広域振興局の田村均次局長や振興局の各部長などが出席する中、本田市長が今回要望のニホンジカ被害対策など5点について簡単に説明し田村局長に要望書を手渡しました。今回要望されたのは、東北横断道釜石秋田線の早期完成と国道340号立丸峠のトンネル化を含む道路整備について。東日本大震災時に被害を受けた上・下水道などの改修に係る財政措置の拡充。県民の医療費軽減を図るための情報通信技術を活用した広域的に取り組む財政支援。放射線被害による賠償対象経費の早期請求と支払いおよび風評被害対策。そして、平成23年度、1億円にも上るニホンジカなどの鳥獣被害による広域的な駆除対策の5項目です。要望を受けた田村局長は「県としてもニホンジカなどの鳥獣害被害の拡大は懸念しているところです。今回要望されたことをしっかり県に伝えて行きたいと思います」と答えていました。Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.