2025年11月21日放送

八幡にこにこぐる〜ぷ 火災予防と救急時の対応教室

松崎町の第5区で今週月曜日火災予防と救急時の対応について学ぶ教室が開かれました。この教室は火災予防の知識を深めるとともに、救急対応を学ぶ機会が少ない高齢者が実践的な内容を身につけることを目的に松崎町第5区でいきいき百歳体操などの活動を行う「八幡にこにこぐる〜ぷ」が開きました。この日はグループのメンバーなど12人が参加し、遠野消防署予防係の菊池健二係長が講師を務め、原因ごとの火災対策や火災が起きた際の通報・避難行動の要点を説明していました。菊池さんはストーブによる火災にも触れ、ストーブの近くに干された洗濯物が原因の火災が多く起きていること、また遠野では薪ストーブを使用する家庭も多いため、火の不始末には特に注意が必要だと呼びかけていました。また住宅用火災報知器の重要性や日頃の点検の必要性についても紹介し、参加した人たちは興味深く耳を傾けていました。そのほか人が倒れている状態の救急時の対応については、AEDの実物を使って操作の仕方を説明したほか、急病人が出た際に119番通報で伝えるべきポイントなどについても解説しました。質疑応答で寄せられた消火器の耐用年数に関するに質問に対して、菊池さんは「使用期限は10年間で、ゆっくり傾けたり上下に動かしたときに粉末がサラサラと動く音がすれば使用可能」と説明し、参加した人たちは熱心に聞き入っていました。参加した人たちは火災予防や救急対応についての理解を深め、これからの生活に役立てるとしています。

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