10月まで開催された大阪・関西万博で、ポルトガルパビリオンのレストラン統括マネージャーを務めた遠野出身の男性が、先月30日・日曜日日替わりシェフレストランでんパラで報告会を開きました。報告を行ったのは民話のふるさと遠野大使であり、盛岡市のワインショップアッカトーネ539のオーナーソムリエを務める松田宰さんです。松田さんは、ソムリエ歴30年以上の経験をもち、世界のワインに精通していることや、自身のワインショップで取り扱っているポルトガルワインの種類が東北で一番多いことなどの理由から、今回大阪・関西万博ポルトガルパビリオンのレストランで統括マネージャーを務めました。この日はでんパラに集まった人たちを前に、松田さんがことし5月からおよそ5カ月間行ったレストランでの仕事内容や大阪・関西万博の様子などを写真を見せながら紹介しました。また報告会の後には、実際にレストランで提供されたポルトガルワインと料理が並び、参加した人たちは舌鼓を打ちながら、ポルトガルの食文化にも触れていました。翌日、松田さんは市役所とぴあ庁舎を訪れ、多田市長に大阪で過ごした5カ月間や、現地で仕事をしたからこそ感じたことなどを伝えました。多田市長は興味深そうに話を聞き、累計2,900万人以上が来場した大阪・関西万博で遠野出身の松田さんが活躍したことを誇らしく感じた様子でした。Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.