12月8日放送分

上郷町自主防災組織 コミュニティ助成に係る防災備品交付


上郷町の自主防災組織に防災用の備品が贈られ、その交付式が先週木曜日に上郷地区センターで開かれました。上郷町内9地区の自主防災組織にそれぞれ交付されたのは、テント3張とカセットボンベを使用するガス発電機、コードリールです。交付式では遠野市消防本部の菊池和弘消防長から、各組織の代表者に交付証が配布されました。今回交付された防災備品は、宝くじの収益金の一部をまちづくりに役立てる「令和7年度コミュニティ助成事業」を活用して購入されたものです。全員に交付証を手渡した後、菊池和弘消防長は「本日交付された備品を防災訓練等で活用していただき、有事の際に対応できるよう常日頃からの備えをお願いします」と、あいさつしました。交付式のあとは、消防署員からテントやガス発電機の取り扱いについて説明が行われたほか、ハザードマップを見ながら記録的な大雨が降った場合、上郷町内の浸水想定地域がどこなのか情報共有が行われました。自主防災組織の代表者たちは、住民の命を守るため防災活動の充実・強化に向けて気持ちを新たにした様子でした。
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